この投稿ではブラジルポルトガル語の基本情報をベースに勉強をしていきたいと考えております。
今回はいくつか単語を紹介します。
紹介したいくつかの単語を用いて簡単な作文が作れるようになることが目標です。
紹介する単語は、動物や食べ物を指す名詞や簡単な動詞をバランスよく紹介していきます。
勉強の効果が早い段階で形になった方が実感が湧きますよね。
早速本題！ 新しい単語と解説
新しい単語を紹介します。先に名詞、後から動詞の順で紹介していきます。
ちなみに後の話になりますが、動詞は主語によって形が変わります。
とはいえ、ある程度決まった形で形を変えるので感覚を掴むと後は簡単だと思います。
新しい単語！ 名詞編
名詞の新しい単語を勉強しましょう。
まずは食べ物、飲み物から見てみましょう。
| pão | パン |
| batata | ジャガイモ |
| leite | 牛乳 |
| suco | ジュース |
とりあえず食べ物、飲み物の単語はこの４つです。
比較的覚えやすそうなところを持ってきました。
いかがでしょう。覚えられそうですか。
今ご紹介している単語の１つ、パンは見たところ日本語と大体同じように感じますよね。
このパンの単語ですが、ão 👈この２文字が入ると「〜ォン」のような発音になります。
ですので、例えばパンはポルトガル語では「パォン」のような発音となります。
その他３つは基本の通りローマ字読みで大丈夫です。
次に動物の単語を紹介します。
| Cachorro | 犬 |
| Gato | 猫 |
| Cavalo | 馬 |
| Tigre | 虎 |
| Peixe | 魚 |
ちょっと犬の単語が長いです。
実は犬を指す単語は一応他にもありますが、一先ずはこの単語から覚えましょう。
発音の注意点は以下の通りです。
- Cachorro はカショーホと発音します。rro の部分をホと読みます。
- Tigre はチグリと発音します。ティ出はなくチです。
- Peixe はペイシと発音します。
ポルトガル語ではRと母音の組み合わせをラ行ではなくハ行で読んだりします。
例えば、ポルトガル語の一つであるRoda ホーダも読み方としてはこの仲間です。
例） Roda ホーダ：輪、車輪
新しい単語！ 動詞編
次に動詞を紹介します。
いくつか紹介をしますが、先述の通り動詞は主語によって形が多少変化するので単語ごとに分けて紹介します。
まずは、beber (飲み物などを)飲むという動詞を見てみましょう。
| ポルトガル語 | 使用パターン（日本語） |
| beber | 単語の原形 |
| bebo | 主語が私 Eu |
| bebemos | 主語が私達 Nós |
| bebes | 主語があなた Tu |
| bebe | 主語があなた Você、彼 Eleや彼女 Elaなど |
| bebem | 主語があなた達 Vocês、彼ら Eles、彼女らElas など |
動詞は基本的に基本形の語尾が〜r と言うようになっています。
とりあえず大雑把に解説をすると、
- Eu 私を主語として使用する場合は語尾の〜er をo に変化させます。
- Você あなたを主語として使用する場合はここからr を取るだけです。
- 残りの主語の場合は、主語がVocê の場合の変化を基に赤文字のような変化を加えることで完成します。
ポルトガル語の動詞は〜er のほかに〜ir 、 〜ar といった形の動詞が存在します。
しかし、基本的には上記のルール通りに変化しますので割と覚えれば簡単です。
では、このままの流れで〜ar の動詞も見てみましょう。
次の動詞はfalar 話すと言う動詞です。
| ポルトガル語 | 使用パターン（日本語） |
| falar | 単語の原形 |
| falo | 主語が私 Eu |
| falamos | 主語が私達 Nós |
| falas | 主語があなた Tu |
| fala | 主語があなた Você、彼 Eleや彼女 Elaなど |
| falam | 主語があなた達 Vocês、彼ら Eles、彼女らElas など |
どうでしょうか。変化の仕方は大体同じですよね。
感覚が掴めると頭の中にすぐに変化形が思い浮かぶのですが、その感覚を掴むところまでが何ともですね。
覚えましょう。（汗）
勉強範囲における補足
ここで少し内容に補足を加えようと思います。
①男性名詞と女性名詞について
まずポルトガル語の名詞は男性女性が存在します。ポルトガル語の名詞は大体語尾が〜o 若しくは〜a で終わるのですが、 〜o で終わる単語のことを男性名詞と呼び、〜a で終わるの単語を女性名詞と言うのです。
※やや例外もあり
②ポルトガル語における定冠詞について
英語におけるThe 〜 の様ないわゆる定冠詞ですが、ポルトガル語ではo とa を使用します。
o ＋(名詞)、a (名詞)といったところです。
例えば、pão パンで言うと、先頭にo を置いてO pão とします。
ちなみに複数形になると、それぞれの定冠詞の後ろにs が付きます。
例） os +(名詞)、as +(名詞)
③三人称の取扱いについて
三人称が主語の場合の動詞は、Você あなたやEle 彼、Ela 彼女と同じ形に変化します。
また、これが複数形である場合はVocês あなたたちやEles 彼ら、Elas 彼女らと同じ形に変化します。
例） O cachorro bebe leite. 犬は牛乳を飲む。
例） Os peixes bebem suco. 魚たちはジュースを飲む。
実践！ 覚えた単語を使った例文
最後に今回紹介した単語で簡単な文章を作ってみましょう。
先に問題を出題して、後から回答の順で進めます。
問題とその回答
問題① 私は（その）ジュースを飲む。
（その）と言う様に書かれていますので、ジュースは特定されています。早速の定冠詞ですね。
また、今回の主語はEu 私のようですね。この場合はbeber 飲むは形が変化してbebo なります。
答えは、Eu bebo o suco.
となります。また、Eu 私は動詞の変化形から状況を推測できるので主語を省略して
Bebo o suco.
でもOKです。
問題② （その）馬は英語を話す。
※補足 英語はポルトガル語でInglês と言います。
（その）馬ですので、定冠詞が付きます。Cavalo は男性名詞なので、O cavalo となりますね。
先述の通り主語が三人称の時の動詞はVocê あなたなどと同じ変化となります。
答えは、O cachorro fala inglês.
となります。
問題③ （その）猫たちは牛乳を飲む。
猫たちですので複数形ですね。Os gatos となります。
また、副風性ですので、先述の通り動詞がbebem となります。
答えは、Os gatos bebem leite.
となります。
最後に
今回はバランスよく単語を紹介して勉強しました。
今回の範囲を覚えることができれば、ひとまず動詞の変換などはある程度大丈夫でしょう。
次回もこのような進行で進めるつもりですので、よろしくお願いします。🙌
